Windows 10 V1909 CPU使用率が30%からあがらない問題を解決した
Windows10のノートPCでCPU使用率が30%台から上がらない問題を解決しました。
そもそもの発端
Folding@Homeを動かしていてCPU使用率が30%以上上がらないことに気づきました。
PCが一台だけだったらそういうものかと思っていたけど、テレワークで持ち帰ったノートPCで試したらCPU使用率は100%に張り付いていたので、なにかトラブルが起きていると判断しました。
目次
調査
https://superuser.com/questions/1163226/cpu-utilization-wont-go-above-30
このページにはWindows10のPCでCPU使用率が30%以上上がらない相談が投稿されています。
一番Voteが多い回答はタスクバーのバッテリーアイコンをダブルクリックして電源モードのゲージを「高パフォーマンス」から「最も高いパフォーマンス」に変えるというものでした。
自分の環境でも電源モードのゲージを変化させるとCPU使用率が上がるようになりました。
でも100%に張り付きっぱなしでファン全開になります。
「最も高いパフォーマンス」から「高パフォーマンス」に変えたらCPU使用率は下がるけど、普通の動きではありません。
解決編
PCをShiftキーを押しながら「完全シャットダウン」したら、「最も高いパフォーマンス」時に100%張り付き問題も直りました。
原因ははっきりわかりませんが、Windows10終了時、休止状態を続けていたのが原因だと思います。
シャットダウンと完全シャットダウンについて
Windows8.1以降のシャットダウンは起動を高速化するため、「シャットダウン」しても 一部のシステム情報を保持する仕組みとなっています。
通常はシャットダウンで問題ありませんが、PCのトラブルを解決したい場合にはShiftキーを押しながらシャットダウンを選択し、完全に電源を落とすとトラブルが解決することがあります。
Windows8.1以降でPCの挙動がおかしい場合、試してみると直るかもしれません。