vostro1500 ブルースクリーン

dell vostro1500を使っていて、7月にWindowsXPからWindows7　home premium　64bitにOSを
アップグレードした。
ドライバーも一瞬でインストールされ、簡単に使えるはずだったが、
ブルースクリーンが頻発し、なかなか安定しなかった。

解決するまでに色々調査したが、日本語化されていない情報もあったのでここに記します。
【環境】
機種:dell vostro1500
OS:Windows 7 home premium SP1 64bit
メモリ:4GB
HDD:1TB

【事象】
Windows7にアップグレード後、Youtubeの視聴やアングリ-バードなど高負荷がかかる処理を行うと
ブルースクリーンが発生。
[:original]
【調査】
　・メモリ異常を疑い、memtest86を実施。
　　→問題なし
　・エラー内容確認
　　bluescreenview-x64で内容調査
　intel965Graphics driverのigdkmd64.sys関連でブルースクリーンが発生。
　　→バージョンを確認しても最新のビデオドライバが入っていた。

・検索
vostro1500　blue screenで検索すると、海外のフォーラムがヒットした。
同じ現象で困っている人はたくさんいるらしい
http://forums.mydigitallife.info/threads/29091-Dell-Vostro-1500-GM965-memory-corruption-with-VBIOS-1466-(still-no-bios-fix)
＜訳＞
vostro1500のグラフィックドライバ GM965 chipset（VBIOS version 1466）にはバグがあった。
インテルはVBIOS（ビデオバイオス） version 1588を出し、修正した。
vostro1500と同時期に販売されていた他機種のbiosは、デルにより修正版が出たが、
vostro1500は放置された。VbiosはBIOSと一緒にインストールしなければいけない。
だれかmod biosを作って！という内容。
※mod biosというのはwindowsのアクティベーション回避のために、biosを自作する方法

このフォーラムにはvbios1588を取り込んだmod biosがアップされていた。
海外フォーラムの人もうまくいったみたいだったので、
得体の知れないmod　biosを信じていいかわからなかったが、適用してみると直った。
http://www.sendspace.com/file/ij80n3
適用は自己責任で。失敗すると起動しなくなります。
【結果】
modbiosを適用後、「youtubeを見るだけでブルースクリーン」ということはなくなった。
しかし、Kernel Power41病というOSの省エネ設定に由来するバグが発生するようになった。
これはPCの省エネ設定をすべてオフにすることで解決した。

【まとめ】
・当初、ビデオバイオスのバグとばかり考えていたら、複数の原因が絡んでいたようだ。
今年4月にXPが終了宣言されて、来年にむけて多くの人がWindows7にアップデートするんだろう。
今回初めて気づいたけど、OSアップデートは安定させるまでが大変なんじゃないだろうか。
そこまでマイクロソフトもメーカーもアナウンスしていない。
不具合の原因を自分で調べられない人も多いだろうし、素直にPCを買い換えた方が
ハッピーになるケースは多いと思う。

・PCはdellやHPなど世界中で販売されているメーカーの物がいいですね。
情報が多いと何かあっても対処できるから。